茨城町にある大杉神社は夢を叶える神社!『あんばまつり』で有名な神社をご紹介!

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神社

神社巡りを趣味としているTAKATSUです。

神社には,それぞれ神社特有の祭事が毎年,または数年に1回行われています。神社によっては、数十年に一度なんていう貴重な祭事もありますね。その祭事を肌で感じようと,足を運ぶ見物客や観光客でに賑わう神社も多くあると思います。

今回は,茨城県東茨城郡茨城町にある,大杉神社を紹介します。

大杉神社は,ラムサール条約に登録されている涸沼のほとりにある,小さな神社です。

大杉神社では,夏になると『あんばまつり』というお祭りが開催されます。

湖畔ならではの,陸地と水上で繰り広げられるお祭りは,毎年,多くの見物客でにぎわう有名なお祭りです。

今回は,その大杉神社の魅力をご紹介します。

大杉神社は夢を叶える神社!『あんばまつり』で有名な神社だった!

大杉神社鳥居①(住所 茨城県東茨城郡茨城町下石崎1652)

水辺に反射する夕日の光と鳥居のコントラストにうっとりします。個人的には,この夕方どきの時間の美しい景色が好きです。水と自然と太陽の光の中で深呼吸するこの時間は,現実を忘れて,癒される貴重な時間です。この反対側はキャンプ場になっているので,この景色を見ながら,キャンプをするのも贅沢な時間で羨ましいですね。

大杉神社② 赤い鳥居をくぐり,参道を歩いていくと,約100mほどで本殿に到着します。ここの鳥居は,湖畔に並行してそびえ立っています。

大杉神社min

この大杉神社は,同じ茨城県の稲敷市にある大杉神社から分祀されたといわれています。稲敷市の大杉神社は,茨城の日光東照宮と言われるほどの,豪華さと煌びやかさで有名な神社で,日本唯一の夢むすび大明神として全国から多くの参拝者が訪れる神社です。

大杉神社③この鳥居の向きは,稲敷市の大杉神社の方角を向いているそうです。
敬意と感謝を伝えるかのように,雄大にそびえ立つ鳥居に感動してしまいます。

大杉神社2-min

http://oosugi-jinja.or.jp/ (稲敷市の大杉神社のHP)
茨城町の大杉神社は,その昔,この地で,天然痘が流行った時に,稲敷市の大杉神社の天狗面を借りて祀ったところ,天然痘が治まったということが言い伝えられています。そこで,茨城町のこの地に大杉神社を祀ったそうです。稲敷市の大杉神社を日本で唯一の「夢むすび大明神」と称し、鼻高天狗は「ねがい天狗」烏天狗は「かない天狗」と呼ばれるほど,現在もいかなる願いも叶えてくださったとし,伝わり続けているそうです。天狗は神様の眷属で神様と私たちを繋ぐ役割があるそうです。

茨城町無形文化財の『あんばまつり』!!

茨城町の大杉神社は,涸沼のほとりに位置し,涸沼での有名な「しじみとり」などの商業の水上安全と成功を祈願するで,海河神様として毎年夏に涸沼の水上に「浮かぶ山車」が登場し,おかめ・ひょっとこ・キツネなどの面をかぶりお囃子に合わせ踊りを奉納します。涸沼に「浮かぶ山車」は,日が暮れた夜の水面に浮かぶ光る山車がとても幻想的で美しく,全国的にもとても珍しいお祭りと言われているそうです。

『あんばまつり』のあんばとは,『安婆嶋=あんばさま』との由来があるそうです。

これは稲敷市にある大杉神社がもととなっています。稲敷市阿波という地名にあり,昔,その地は霞ヶ浦や周辺の河川を内包するように突き出すような地形の突端に位置していたようで,『常陸風土記』にも安婆嶋として記されているようです。
昔から湖や河川に囲まれた地域の中心的な存在として,阿波の大杉神社の杉は「あんばさま」として地域の人々の信仰の対象として存在していたようです。阿波の周辺は河川や湖だったことから,海河守護の神様としても崇め奉られてきたそうです。

これが『あんばまつり』として多くの人々に知られています。

 

アクセス方法

茨城空港のある小美玉市の隣に位置する茨城町に,大杉神社があります。

『涸沼自然公園キャンプ場』が目印となります。
大杉神社は広浦公園キャンプ場の隣にあるので,駐車場もあります。

(広浦公園のHP)

  • 茨城空港から涸沼自然公園キャンプ場への行き方
  •  涸沼自然公園キャンプ場から大杉神社への行き方
  • 茨城空港から大杉神社への行き方

まとめ

ラムサール条約に登録されている涸沼の湖畔にある大杉神社は,稲敷市にある大杉神社の分祀の神社です。
その昔,この地で,天然痘が流行った時に,稲敷市の大杉神社の天狗面を借りて祀ったところ,天然痘が治まったということが言い伝えられています。そこで,茨城町のこの地に大杉神社を祀ったそうです。

稲敷市の大杉神社を日本で唯一の「夢むすび大明神」と称し、鼻高天狗は「ねがい天狗」、烏天狗は「かない天狗」と呼ばれるほど,現在もいかなる願いも叶えてくださったとし,伝わり続けているそうです。

年に一度行われる『あんばまつり』は,茨城町無形文化財に認定されている伝統的なお祭りです。
涸沼のほとりに位置し,涸沼での有名な「しじみとり」などの商業の水上安全と成功を祈願するで,海河神様として毎年夏に涸沼の水上に「浮かぶ山車」が登場し,おかめ・ひょっとこ・キツネなどの面をかぶりお囃子に合わせ踊りを奉納します。涸沼に「浮かぶ山車」は,日が暮れた夜の水面に浮かぶ光る山車がとても幻想的で美しく,全国的にもとても珍しいお祭りと言われているそうです。

大杉神社への行き方は,茨城空港から車で約30分以上かかります。涸沼自然公園キャンプ場を目指して,向かうと1本道なのでわかりやすいでしょう。大杉神社は,広浦公園キャンプ場のお隣なので,駐車場もあり,涸沼の風を浴びながらゆっくりお散歩もしやすいと思います。

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